『初穂乃香』は、麹米、掛米ともに澤田酒造の地元・奈良県香芝市で生産された酒米「露葉風(つゆはかぜ)」のみで醸した純米吟醸酒で、フルーティな香りと、その後にグッとくる酸味、少しクセのある麹を思わせる含み香(ふくみか)、そして「露葉風」独特の奥行きと立体感のあるコクが特徴。
地元農業者とともに蔵人たちも米作りに携わり、原料米の生産から醸造まで一貫した生産体制で造られた正真正銘の地酒を是非一度ご賞味ください。
飲用温度帯は、10~15℃(冷蔵庫から出してしばらく経った温度)、もしくは、45℃程度の“ぬる燗”がオススメです。
★【香芝マインド(KASHIBA MIND)】とは、『地産地醸』をスローガンに地元・香芝産の原料米のみで醸造した正真正銘の地酒シリーズです。
【製品情報】
●原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
※麹米:露葉風(奈良県香芝市)/掛米:露葉風(奈良県香芝市)
●アルコール度数:17% ●精米歩合:50% ●日本酒度:-3.8
【受賞歴】
★「全国燗酒コンテスト2022」プレミアム燗酒部門 金賞
★「インターナショナルワインチャレンジ2023」SAKE部門/純米吟醸酒の部 大会推奨酒
<「露葉風」栽培プロジェクトについて>
「地元で栽培された酒米のみで醸す純米吟醸酒を製造したい・・・」
2020年春、澤田酒造では、地元・香芝で吟醸酒の製造に必要な酒米を生産する農家を探していました。しかし、地元で酒米を生産する農家が存在せず、一度は計画を断念しますが、「無いのなら作れないか?」と再び各所に相談。
地元農家や市の農業委員会、JAならけんなど多くの協力を受け、香芝市内での酒米栽培プロジェクトが始動しました。
栽培する酒米は、奈良の酒を象徴すべく奈良県固有の酒米である「露葉風」に決定。ただ「露葉風」は山間部での栽培に適した品種で、平坦地である香芝市での栽培は困難が予想されましたが、田圃の水の管理方法などを工夫し、2021年10月に無事、一等米約930キロを収穫。香芝市内では初となる「露葉風」の栽培に成功しました。ちなみに、「初穂乃香」という銘柄は、<香芝で初めて実った穂>という意味から名付けられました。
※香芝産「露葉風」は、今後も毎年作付けを行なっていく予定です。
<露葉風(つゆはかぜ)とは>
昭和38年に愛知県農業試験場で「白露」を母に「早生双葉」を父に交配・育成された品種。栽培が困難なことから、一旦は生産が途絶えたものの、奈良県内の農業者の努力によって復活。現在、奈良県のみで栽培され、奈良県固有の酒造好適米となっています。心白が山田錦よりも大きなところが特徴で、吸水速度が速く、原料処理が難しいという面もありますが、個性豊かで米の旨みがしっかりとした酒になると言われています。
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¥2,500価格
消費税込み
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